現実は甘くない。

嫌なものがいっぱい。
見たくないもの、信じたくないものがいっぱい。
だから嫌なものを受け入れないと現実を捉えられない。
嫌なもの、見たくないものを受け入れて初めて現実を有りのままに捉える事が出来る。
信じたくないことを事実と認めて初めて現実を有りのままに捉える事が出来る。


世の中に理不尽なんてない。
【理不尽】
物事の筋道が通らないこと。道理にあわないこと。また、そのさま。無理無体。

物事の筋道が通ってない事は現実には起こり得ない。
道理にあわないことは起こらない。
現実にある以上必ずどこかで筋が通ってる。道理にあってる。

理不尽というのはそう感じるだけのこと。どんな道理で、どんな道理でその現実になってるかわかってないから理不尽と感じるだけ。何も悪い事してないのに酷い目に合わされたり殺されたり。これらは理不尽でもなんでもない。もともと世の中そういうもの。そんなのは嫌だと思い、受け入れたくないと思うから理不尽だと感じるだけのこと。そんな現実を認めたくないから理不尽だと思うだけのこと。現実にある以上必ずどこかで筋が通ってる。道理にあってる。

現実にあるのであれば、どんな筋でどんな道理かはわからなくても、筋が通ってることはわかる。道理にあってることはわかる。となると問題はどんな筋なのか。どんな道理なのか。嫌な現実を認めて、どんな筋なのか、どんな道理なのかを探ることでそれは見えてくる。受け入れたくない嫌な現実を導き出す筋や道理なので、その筋や道理も受け入れたくない嫌なもの。だから受け入れたくないとか嫌だとか言ってたら決して見えてこない。それを乗り越えれば見えてくる。

筋や道理が見えてくるとどうすれば現実を変えられるかが見えてくる。
何をどうすればどうなるかの正しい道筋が見えてくる。
嫌な現実を思う方向に変えることが出来るようになる。
嫌な現実、嫌な道理を受け入れることで嫌な現実を避けられるようになる。
嫌な現実、嫌な道理を認めよう。嫌な現実を変える為に。嫌な現実を避ける為に。


嫌な現実、嫌な道理を認めると現実に対して幻滅し絶望しそうに思うだろうがそんなことはない。むしろ逆で、現実をそんなもんだと思えるようになって気が楽になる。辛いのは何故そうなるのかがわからないこと。何故そうなるかがわからないからあれこれ考える。悩む。これが辛い。
何故そうなるかがわかれば悩む事はない。ではどうするかを考えればいいだけになる。明確な課題があって、その課題を解こうと考えるのは面白いこと。楽しいこと。何故そうなるかがわかればどこをどうすればいいかがわかってくる。現実を変える方法が見えてくるので希望が持てるようになる。希望が出てきたら次は行動。明確な目標のある行動。これまた楽しい事。明確な目標のある行動をしてる時というのは最高に幸せな時。辛くても苦しくてもそれが充実と感じられる最高に幸せな時。嫌な事を認める事で最高に幸せな時を手に入れられる。嫌がらずに現実を認めよう。それで道は開ける。



現実を導いた道理を嫌がって好みに合う道理をこじつけてしまうと、現実に合わないことを考え、行ってしまう。いくらやっても少しも良くならず考えていなかった結果ばかりが出るようになる。考えてなかった結果とは悪い結果。やればやるほど悪くなる。失望の連続となる。何故そうなるかわからないから悩む。理不尽だといって怒る。足掻けば足掻く程現実も精神状態も悪くなる最高に不幸な状態に陥る。
道理は好き嫌いで選ぶものではない。基準は現実。現実に合ってるかどうか。現実を説明出来るかどうか。現実を理不尽だと思うなら間違ってるのは道理。理屈。修正が必要なのは現実でなく道理。理屈。現実を説明出来ない道理・理屈は間違ってると心得えるべし。


嫌なことから目を背けるな。
理屈に合わせて現実の方を変えようとするな。
現実を認めろ。そうすれば道は開ける。希望が持てるようになる。


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