弱ければ強くなればいい

「武器もなく、自分の体力が相手(エイリアン)に及ばないことを知ったとき、自爆(自殺)して、自分の人間としての尊厳(プライド)を守ろうとするでしょう。」


これを弱いと言いいます。
戦い方を知らないから自殺しか選べなくなるのです。武器が無く体力で劣ろうと戦いようはあります。助力を求めるとか、周囲に気付かせるとか、親・教師・相談所・団体・警察・マスコミ・政府と助けが得られるまで事を大きくするとか。相手にしてもらえないなら嫌でも関与せざるを得ないように仕向けるとか。虐めは拉致や監禁と違って行動の自由はあるのです。やろうとすればいくらでも出来ます。体力だけでなく精神力も知恵も武器です。力を使う以外の戦い方だって沢山あります。そういった戦い方を子供に教えるべきです。教えて、虐めに対して対処出来る力を付ける事こそが大人の役目です。

子供はその内自立して社会に出なければならないのです。自立してやっていけるだけの力を付けることが教育です。自分で自分を守れる力を子供に身につけさせねばなりません。自身の行動で協力や助力を得る方法を教える事も子供にしておかなければならない教育です。

これから成長しようという子供に対して弱いというのは決して非難ではありません。強くなれであり、周囲に対しては強くしてあげろという叱咤激励です。子供はまだまだこれから強くなれるのです。弱いと言われたら強くなればいいのです。強くしてあげればいいのです。子供を強くしてあげることが教育であり大人の役目です。


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これは某掲示板に書いたものの転載です。
http://messages.yahoo.co.jp/bbs?.mm=ED&action=m&board=1086165&tid=a4a4a48a4abcabbba6a1a2bf4a4r54a47a4fbffa4nc0uga4a4rlda4a6&sid=1086165&mid=868


虐められてる子供を気遣ってあなたは何も悪くないとかそのままでいいんだってのは逆に子供を追い詰めます。何故追い詰めるかと言えば、今の状況を苦しいと思ってるのに自分で出来ることが無くなるから。自分が何も悪くないのであれば自分に直すところがないという事であり、やることがありません。そのままでいいと言われたら新たな事を覚える事も身に付ける事も工夫する事も無いとなってやることがありません。自分が何もしないとなれば状況は変わりようがありません。変わりません。つまりは苦しいままです。何も出来ずに苦しむだけになってしまうのです。本人は苦しいのですからそれを何とかする為に何かをやりたいと思ってるはずです。どうしていいかわからない事にも苦しんでるはずです。そこへ何もしなくていいでは、やる事は何も無いんだ、もうどうにもならないんだと思わせてしまいます。絶望させてしまいます。
どうしていいかわからなくなってる子供にはそのままでいいと言うのでなく、ここが悪いと言い、更にこうすれば良いと教えてあげるべきです。或いは、ここが足りない、もっとこの部分で努力しなさいと言ってあげるべきです。これで希望が出てきます。希望があれば自殺はしません。苦しみから逃れられるという希望があれば苦しんでるだけに努力します。努力して成長します。
もちろん助言は適切なものでなければなりません。その子供に可能な事で、たとえわずかでも状況を変化させられるものでなければなりません。状況の変化を期待出来ないような助言では更に追い詰めますので。


どんな子供であれ子供はそのままではいけません。
子供は成長しなければならないのです。
悪いところは直す。良いところは伸ばす。
いずれにしろそのままではいけません。
成長し力を付けていかなければならない子供に向かってそのままでいいなんて禁句です。

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政治の話をしたくて開いたプログなんだけど、なかなかそっちへ行けない。。。



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