間違いは許せ

もちろん間違いを認めて正したらという前提があってではあるが、この許すという姿勢が今の日本には無い。狭い範囲で収まるような日常の身近なところの間違いは許したりするが、広く知れ渡るような間違いは許されることがない。間違いを認めても許されないし、正しても許されない。逆に間違いを認めた事で拠って集って袋叩きにされる。正したことはまったく評価されず何時までも過去の間違いを引っ張り出されて非難される。こういった風潮が間違いを認めない社会を作り出してる。


間違いを認めない社会。
間違いを認めることの出来ない社会。
認めることの出来ない社会とは認めたくとも認められない社会。
間違いを犯したらもうそれで押し通すしかない社会。
間違いが正されることなく推し進められる社会。


許すことをしない事でこういう社会にしてしまってる。これが望ましい社会でないことは言わずもがな。
間違いは間違いとして非難するにしても、正したのであればこれは許す。間違いを認め正した者を何時までも非難しない。逆に何時までも非難し続ける者が非難を浴びる。そういう社会であるべきだと思う。



社会を作ってるのはひとりひとり。ひとりひとりが自分に問うて欲しい。間違いを認め正した者を何時までも非難してないかと。ちゃんと許せてるかと。


◆追伸◆
間違いを正さない者は許すな。これは決して許すな。
間違いを認めない事に関しては妥協してもいい。正したのであれば内心では間違いを認めてるのだなと理解して許してもいい。でも正さないのであれば許すな。どんな言い訳をしようと絶対に許すな。正さないままで許されるとなれば間違いを正す必要がなくなり、間違いを認めない社会、間違いが正されることなく推し進められる社会になって同じ事になる。許す許さないのメリハリが大事。


人気blogランキング