自由・権利・義務・責任の基本

■権利・義務と自由
権利は相手に義務を求める。
自由だと相手も自由


何々やれと言うのが権利に拠るものであれば、
言われた側は義務としてそれをしなければならない。
何々やれと言うのが自由に拠るものであれば、
言われた側はやってもいいしやらなくてもいい。
やってもいいと思えばやるし、やりたくないと思えばやらない。
自由として言ったのであれば、言われた側にはそういう自由がある。


やって欲しければ相手にやってもいいと思ってもらわなければならない。
自由に拠る要求にはその努力が求められる。
権利に拠る要求ならそんな努力は不要。問答無用でやれと言うだけでいい。
自由だと相手は思い通りにはならない。
権利は相手を思い通りに動かせる。
権利自由の違い。



■権利・義務と責任
何々やれと言うのが権利によるものであれば、相手は義務としてそれをしなければならない。
権利としてやれと言って行わせた事だから責任権利としてやれと言ったものにある。(監督責任)
義務として行った者にはやるやらないの決定権はなく結果についての責任はない。
自由として行った者は自身の決定としてやってるので結果についての責任は自身にある。(自己責任)


権利として出された指示に背いて行った行為に関しては、
指示に背くという決定を下した指示に背いた者自身にある。


権利に拠るものであれ自由に拠るものであれ、責任はその行動を行う事を決定した者にある。