安倍総理の発言は何時も同じ

慰安婦問題:「安倍首相がおわび」 中国各紙報じる
 中国の主要各紙は12日付紙面で、従軍慰安婦動員の「強制性」を否定する発言をした安倍晋三首相が11日のNHK報道番組で、今度は「おわび」の意思を表明したとそろって報じた。
(中略)
 一方、清華大学国際問題研究所の劉江永教授は北京青年報に対し、内閣支持率低下に悩む安倍首相が「自民党内右翼勢力」の圧力を受けて従軍慰安婦の歴史的事実に疑問を示したが、日本の同盟国である米国まで批判を始めたため姿勢を変えざるを得なくなったと分析している。(共同)


安倍総理の姿勢は就任当初から何一つ変わってません。一度も変転してません。言ってることは就任当初から今に至るまで良くも悪くも同じです。何時も同じ内容の発言を繰り返してます。変転してるように見えるならそれはマスコミに引き摺られてしまってるのです。マスコミはその時々で取り上げる部分を変えてます。


まず最初は談話を継承したことを殊更取り上げました。この時は狭義の強制性の否定は無視です。マスコミは安倍総理が総理就任で持論を引っ込めたと言いふらしました。


次に取り上げたのが狭義の強制性の否定。支持率低下を気にしてタカ派路線に戻ったと言いふらしました。


そして今度は「安倍首相がおわび」。米国の批判で姿勢を変えてタカ派路線を引っ込めたかのように言ってます。


この間安倍総理は同じ内容の発言を繰り返してただけです。「談話は継承する。お詫びする。ただし狭義の強制性は認めない。」発言を求められる度に何時もこの三つをワンセットとして語っていました。
ワンセットです。
マスコミが談話の継承を取り上げた時も、狭義の強制性の否定を取り上げた時も、今回お詫びを取り上げた時も、安倍総理が語ったのはこの三つをワンセットにしたものです。マスコミがその内の一つを取り上げる時、安倍総理は他の二つも同時に語ってるのです。安倍総理の発言は何時も同じです。一度もその姿勢を変えてません。

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左寄りのマスコミやサヨや野党が変節したかのように騒ぐのはわかる。
政治にあまり関心の無い人がマスコミの論調に乗せられるのもわかる。
しかしネットで右派を自称する人達までがこれに乗せられてしまってる。

 談話を継承したと失望し非難し、
 狭義の強制性の否定で姿勢を変えたと思い、
 お詫びした事で挫けて引いてしまったと受け止める。

マスコミが印象操作を行う信用出来ないものだとはよく知ってるだろうに何故それに乗せられてしまう? 自分がマスコミに乗せられてないかよく考えてみて欲しい。


(話は続くのですがテーマが変わるので一旦切ります。)


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