所信表明演説要約1

安倍総理の行った所信表明演説のわかり易さ第一で書き直してみました。


◆  ◆
先の参議院議員通常選挙、大変厳しい結果。
国民の思いや怒りに十分応えきれていなかった。
政治と行政に対する不信を招いた。これを反省。


「退陣すべき」との意見は十分承知。
 しかし、戦後レジームからの脱却がどうしても必要。

  戦後レジームからの脱却=
     経済・行財政の構造改革
     教育再生
     安全保障体制の再構築
     その他の戦後の諸制度を改革

「我が国の将来のため、子どもたちのために、この改革を止めてはならない。」
こう考えて続投を決意。引き続き改革(戦後レジームからの脱却)に取り組む。



◆経済◆
安倍内閣はこれまで『新たな国家像の骨格作り』を進めてきた。
教育基本法の改正、公務員制度改革法の成立等(戦後レジームからの脱却)によって。
  戦後レジームからの脱却→『新たな国家像の骨格作り』


同時に戦後レジームからの脱却と並行して。戦後レジームからの脱却とは別に。)
少子高齢化、国際化に耐えうる経済への転換として『新成長戦略』推進。
成果として景気は回復軌道、雇用拡大。
『新成長戦略』の基本的な方向をかえてはならない。(と安倍総理は考えてる)かつての「ばらまき」や「護送船団」は許されない。(と安倍総理は考えてる)

しかし、改革の負の部分への対策が不十分。今後はこれにもっと力を入れる。



◆新内閣◆
内閣改造は『新しい国創り(新たな国家像の骨格作り)』を更に進める為。
新内閣の閣僚の辞任を受けて行うのは、補助金などの厳正な執行。
自由民主党及び公明党の連立政権の下、政策を着実に進める。
政策を着実に進める。一つ一つ丁寧に答えを出していく。
国民が安心して暮らせることを目的として。


国民との対話を最重視。総理・閣僚・政務官等七十名が全国各地に行っての直接対話を行う。お年寄り・若者、中小企業などの現場の声を聞き、政策に反映させる。(これって結構目玉では?って思うけど・・・)



◆年金◆
“保険料を払った人”に正しく年金を支払う為の対策を講じる。
年金記録問題(社保庁の不正含む?)の原因と責任を明らかにする。
これらによって年金制度に対する信頼を取り戻す。


また、長期的な視野に立った制度設計も行う。
これは政府のみならず与野党含めた政治の責任。
与野党の建設的な協議によって行う必要有り。



◆地方◆
『新成長戦略』の成果を地方に波及させる。
地方が格差や将来への不安を訴えていることを承知。
都市部の景気回復(基調)を地方に波及させるべく努力する。
行うのは、地方税財政の改革(地方自治体への権限移譲、地方間の税収の偏りの是正)
それと、道州制の実現の為の検討。
また、
内閣に置かれた地域再生などの実施体制の一元化。
意欲のある地域に対しての地方応援プログラム。
地方都市中心市街地や公共交通の活性化。
これを、
省庁の縦割りを排して、地域の実情に応じた支援の実施で行う。


地方の人々の生活底上げの為、職業能力向上の支援、最低賃金引き上げを行う。
中小企業の生産性の引上げ、地域力再生機構の創設による再生支援に取り組む。


安全・安心な食が我が国の将来にとって大切。
日本の農林水産業が活力を持ち続けることが国の将来にとって大切。
それに対する基本方針は「攻めの農政」。「未来につながる」政策に注力。
同時に高齢者や小規模な農家へのきめ細やかな支援(曖昧でよくわからん)




こうして書き直してみると安倍総理がやろうとしてることがわかる。
端折ってるのか絞り込んでるのかわからないけど案外少ない。
続きはまた明日。



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