アキレスと亀のパラドクス

発掘シリーズ
以前yahoo掲示板に投稿したものを掘り出してきたものです。



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「俊足の巨人アキレスが亀に追い付こうと走っても、アキレスが亀との間の距離の半分を走る間に亀もホンの少しであるが前進する。次の半分を進む間にもやはり亀は前進する。このように繰り返せば、いつまでたってもアキレスは亀に追い付くことができない。」


アキレスが亀との間の距離の“半分を走る間に”
この“半分を走る間に”が肝。
“半分を走る間に”とここで時間を限ってしまってるのでいつまでたっても追いつけない。この前提を置くと半分を走る以上の時間には絶対にならない。半分を走る以上の時間である追いつく時間には絶対にならない。だから追いつけない。つまりは追いつく前の時間を無限に区切ってるだけ。それを繰り返してるだけ。だから追いつけない。


「いつまで経ってもアキレスは亀に追い付くことができない。」


ここに言葉のあやもある。この「いつまで経っても」は「いくら繰り返しても」の意味であって、言葉通りの「どんなに時間が経っても」ではない。ここに誤魔化されて混乱する。言葉のあやではなく嘘と言う気もする。誤魔化されてでなく騙されてかもしれない。あるいは単なる間違いで、それに引き摺られてるのか。。(原語でどう表現されてるのか知らんけどw)




と言う事だけど、言いたいのはこういう謎解きではなく、
理屈で考えた時にどんなに正しそうに見えたとしても
現実と食い違うようならその理論はどこかおかしいのだと言いたい。
正しいのは現実で見直すべきは理屈の方。


「理屈に合わないからおかしい。現実が間違ってる!」


なんてのは大間違い。間違ってるのは理屈の方。
現実を捉えきれてない理屈の方に間違いがある。
そんな時には現実を修正しようとするのではなく理屈の方をこそ修正すべき。


http://messages.yahoo.co.jp/bbs?.mm=GN&action=m&board=552020085&tid=a2a3a2a3a2a3a1a17fbka19bera4n2fec05a4ja4ia4ka4da4a4a4fa2a3a2a3a2a3&sid=552020085&mid=8613



(謎解き別バージョン)
半分を進む間だとアキレスと亀の差が必ず半分残ります。
「アキレスが亀との差の半分を残して距離を詰める。」
やってるのはこれ。
亀との差の半分を残すとしてるのだから追いつく訳がない。
半分の差を残して追いつけなんてそりゃ無理。
んな事出来るわきゃね〜だろ!ってな感じ。

「半分を走る間に」は考慮する範囲の限定でもあります。
半分を走る間しか見ないのでは追いつく所まで見えません。
半分を走る間よりもっと広い範囲まで視野を広げろよ、コラ。ってな話。


http://messages.yahoo.co.jp/bbs?.mm=GN&action=m&board=552020085&tid=a2a3a2a3a2a3a1a17fbka19bera4n2fec05a4ja4ia4ka4da4a4a4fa2a3a2a3a2a3&sid=552020085&mid=8623




現実は常に正しい。絶対的に正しい。
正しい理屈とは絶対的に正しい現実を違えず言い表せる理屈。
絶対なのは現実。理屈はどれも後付。
「現実が間違ってる」なんてのはあり得ない。
基本中の基本。究極の基本。




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