グーチョキパーの関係に

指示命令の有効性は生殺与奪権が裏付けになってる。


国民から国会へと指示が出せるのは
  国会議員の生殺与奪を決める選挙権があるから。


国会から役人に指示が出せるのは
  国会が役人の任命権を持ってるから。


役人から国民に指示が出せるのは
  法律を犯す国民を拘束する権限を持ってるから。


逆らうと、
やりたい事が出来なくなる、仕事が無くなる、普通に生活出来なくなる。
嫌でも従わざるを得ないようになってる。だから指示が出せる。
よってこれらが崩れると指示が出せなくなる。
指示を出しても聞いてもらえなくなる。


国会が選挙を気にしなくてよくなると
  国会はもう国民の指示を聞く必要が無くなる。
    好き勝手出来るようになる。


国会が役人を思い通りに任命出来なくなると、
  役人はもう国会の指示を聞く必要が無くなる。
    好き勝手出来るようになる。


役人が法律を犯す国民を拘束出来なくなると、
  国民はもう役人の指示を聞く必要が無くなる。
    好き勝手出来るようになる。


指示は国民→国会→役人→国民と流れ、国民の意思が社会に反映される。よってどこか一箇所切れただけで国民の意思が社会に反映されなくなる。国民主権を謳うのであればこの指示命令系統が正しく機能するようシステムを整備しなければならない。

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が、

現状ムチャクチャ。
情報操作と低い投票率で選挙はあまり機能してない。
(福田ぐらい酷ければ流石に選挙が機能するだろうけど)
国会は国民気にせず相当に好き勝手出来る状況にある。


役人の人事権は国会になく役人が持ってる。
(むしろ役人の方が国会の生殺与奪権持ってる感じ)
役人は国会気にせず好き勝手出来る状況にある。


役人は国民を拘束出来たり出来なかったり。
国民全部ではないが、手出し出来なくなってる国民が相当数いる。
創価・同和・裏社会・財界にもそんな領域が)
そんな国民は役人気にせず好き勝手出来る状況にある。


で、現状こんな感じ。(もちろん実際はもっともっと複雑)

誰の意見もまともに通りゃしない。
意見出す国民は一部だけ。
国会は赤と青の潰し合いで指示出せず。
無敵の省庁は指示出し放題なれど、
末端はその指示を国民に出せたり出せなかったり。
逆に国民に操られたり。
指示命令系統ムチャクチャ。
指示を有効なものにする生殺与奪権が骨抜きになってるからこうなる。


国民は国会に対し強くあれ。(国民は選挙権しっかり行使しろ)
国会は役人に対し強くあれ。(国会は役人の人事権握れ)
役人は国民に対し強くあれ。(役人は抗う国民に怯むな)


それぞれ生殺与奪権しっかり握れ。民主主義国家を機能させる為に。
それぞれに生殺与奪権しっかり与えろ。民主主義国家を機能させる為に。



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実質属国の日本にはこの外にも指示命令を出すところがあるのだけど。