肯定する違法行為

私は違法行為だからといってその全てを否定する気はない。
ものによっては違法行為だろうと肯定する。


まず一つ目。
その法律を守ってると自身や自身の守りたい者の生命財産に危機が及ぶ場合の違法行為。


私はこういった場合の違法行為は“第三者に危害が及ばない場合に限り”それが違法であっても肯定する。誰かがやれば支持するし、自分でもするつもりでいる。
ただし“第三者に危害が及ぶ”となると話は別。冷たくとも死ねと私は言い放つ。


二つ目
自身や自身の守りたい者の生命財産に危機が及ぶ場合で、行政府がまったく当てにならない場合の違法行為。


今の法律は行政が国民を守ることを前提に国民個々の自己防衛を制限してる。その行政があてにならないでは法律など守ってはいられない。“第三者に危害が及ばない場合に限り”それが違法であっても肯定する。誰かがやれば支持するし、自分でもするつもりでいる。
“第三者に危害が及ぶ”となると話は別。冷たくとも死ねと私は言い放つ。


三つ目。
その法律に対し異議があり、自身の存在を賭けて徹底抗戦しようという場合の確信犯的な違法行為。


私はこういった場合の違法行為は“その異議が賛同出来るものである場合に限り”それが違法であっても肯定する。誰かがやれば支持するし、自分でもするつもりでいる。
“その異議が賛同出来るものでない”となると話は別。違法行為した者を潰す側を支持する。



違法行為には罰がある。
自身の行った違法行為の許しを請う場合は罰を受けなければならない。その行為が違法行為としておいた方がいいと思うものであるなら罰を受けなければならない。違法行為は罰を受けることを覚悟して行う必要がある。

自身の行った違法行為を許しを請わない場合は罰は受ける必要は無い。その行為が違法行為となってるのはおかしいと思うものであるなら罰を受けることを避け、逃げるか戦うべき。
その法律を作った者(組織)、その法律を振りかざす者(組織)と戦うことを覚悟して行う必要がある。罰を受ける覚悟か戦う覚悟か、この覚悟を持って行うことを条件に私はこのような違法行為はやっていいと考えてる。



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上記に当て嵌まらない違法行為はやってはいけないと考えてる。
しかし上記に当て嵌まるならそれが違法行為であろうとやっても良いと考えてる。
法律だからといって無闇と従う気はない。
何故そうなるかと言えば最優先すべきは法律ではないから。



いくつかのケースに当て嵌めるとこうなる。 

中国で起きてるような圧制に苦しむ国民が行政に対し起こす暴動。
「その法律を守ってると自身や自身の守りたい者の生命財産に危機が及ぶ場合」且つ「行政府がまったく当てにならない場合」。覚悟は問うまでもない。暴動の攻撃対象が圧制を行ってる行政で第三者に危害を及ぼすものでない場合に肯定。
攻撃対象が圧制を行ってる行政でなく商店とかになると第三者に危害を及ぼすものなので否定。

中国韓国で起きてるような日本大使館への暴動。
違法行為だろうが「自身や自身の守りたい者の生命財産に危機が及ぶ場合」で、暴動の攻撃対象が日本政府関連の大使館なので「第三者に危害を及ぼすものでない」を満たして肯定。(それが得策かどうかは別だけど)
攻撃対象が日本政府直属でない日本人商店とか一般の日本人とかになると第三者に危害を及ぼすものなので否定。

テロ。
行政府がまったく当てにならない場合」は当然として、戦う覚悟も当然あるとして、「自身や自身の守りたい者の生命財産に危機が及ぶ場合」で、“第三者に危害が及ばない場合に限り”を満たす場合に肯定。反政府組織が政府機関や政府関係者に向けて行うテロ攻撃は肯定する。(味方するかどうかは別だけど、テロだからいけないと切り捨てる気はない) 一般人を的にした無差別テロは“第三者に危害が及ばない場合に限り”に反するので否定。

自衛隊が行動起こしたとしてそれが憲法や各種法律に違反する場合。
「自身や自身の守りたい者の生命財産に危機が及ぶ場合」で、“第三者に危害が及ばない場合に限り”を満たすのであれば肯定する。憲法違反であろうと肯定する。それが違法行為であろうと肯定する。攻撃してくる、あるいは迫り来る敵への攻撃で当事者である敵を何人殺そうと肯定する。攻撃が攻撃を行っていない者を的にするとなれば第三者に危害を及ぼすものなので否定する。攻撃してくる軍の敵国内の基地への攻撃は、それが憲法違反であろうと私は肯定し支持する。攻撃を行っていない民間人への攻撃は否定し反対する。


このようにどのようなケースにも適用する私の基準が上記。
まだ説明は足りてないのだけど、簡潔にまとめるとこうなる。


・自身や自身の守りたい者の生命財産の保全の為であれば
 法律がどうであろうと関係ない。罰を覚悟して守ればいい。


・主張は戦う覚悟持ってやるなら法律に囚われずともよい。


・第三者を的にするな。



こう考える私の主張は


・自身や自身の守りたい者の生命財産の保全が第一。
 それが守れないような法律なんか守らなくていい。
 そんな法律気にすんな。罰を覚悟して守れ。


・主張は戦う覚悟持ってやれ。法律に囚われんな。

・第三者を的にするな。



通常は法律違反だからとか順法精神だとか憲法違反だとか、人権がどうとか人道的にどうとか色々使い分けて肯定したり否定したりされてるけど、でもって違法行為非難したり支持したりして、整合性取れなくなって理屈こねくり回して相当無理して理由付けしてるけど、そんな難しい理由付いらない。そんな様々な基準いらない。上記のシンプルな基準で十分良し悪し判断出来る。時には合法を良しとする主張を、時には違法を良しとする主張を出来る。どちらの主張をも同じ基準で出来る。同じ基準での主張だから整合性で悩むこともない。理屈こねくり回す必要も無い。

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違法かどうかで物事の是非は決まらない。
違法でも場合によっては肯定する。
逆に合法でも場合によっては否定する。
私は法律を善悪の基準にはしてない。
私に限らず誰でもたぶんそう。でしょ、皆さん。