先駆者は稚拙で馬鹿。それでも尊い。

先駆者の言動は往々にして荒く稚拙。
未踏の地は先が読めない。どんなに考えようと読み切れない。
読み切れないのだから、考えてたのでは足を踏み出せない。
考えが足りないまま勢いで飛び出す感じでないと一歩を踏み出せない。


先が見えないまま飛び出すのだからその言動は完璧には程遠い。
及第点にすら至らない。それで先へ進もうというのだからかなりの馬鹿。
考えの足りない馬鹿。
しかし先駆者はそれで構わない。先駆者には後続が続く。
先駆者の切り開いた後を後続が稚拙な部分を補完しつつ整えていく。
だから先駆者はそれで構わない。馬鹿で構わない。稚拙で構わない。


重要なのは先駆者がいないと後続者も出ないということ。
稚拙で考えが足りないまま踏み出す馬鹿がいないと道は開けない。



他に先駆けて踏み出した先駆者を、考えが足りないとか一部に間違いがあるとかいって批判する人が多いようだが、そんなのは先駆者には必然。
足りない部分、間違った部分を正していくのは後続の仕事。気づいた者がそれを補完するように自分で動け。先駆者だけでは道は開けない。後続がその後を整えていかないと道にはならない。先駆者に任せて楽すんな。



人気blogランキングランキングバナー