「相手次第で適切な対処法は変わる」

ここしばらくyahoo!掲示板(ここ)でやってまして、そこから。



「相手次第で適切な対処法は変わる」


ある動物に餌を与えるとして、餌は何?
一方はニンジン主張し、もう一方は生肉を主張。
ニンジンだ、いや生肉だと喧々諤々。

一方、何でニンジンかと言えば、餌を与える相手がウサギだから。
もう一方、何で生肉かといえば、餌を与える相手がトラだから。
ウサギだからニンジン、トラだから生肉、
どちらもそりゃそうだって話。
対象から考えればそりゃそうだなんだけど、
その対象が何かを脇においてしまって、
餌は何がいいかだけでやるから、
ニンジンだ、いや生肉だと喧々諤々。

「餌を与える対象は何? どんな奴なの?」

ここから話さないと話にならない。



yahoo!掲示板でやってるのは、「日本が自主性を獲得する為にはどうすればいいか?」です。
他国が、日本を信頼すれば日本の自主性を認めるというなら、信頼獲得が日本の自主性獲得の正しい方法になります。他国が好ましく思わない行動は信頼を失うので間違った方法ということになります。
しかし、他国が、日本を操ろうとしており、自主性を持たせまいとしてるなら、信頼獲得は間違った方法です。信頼を得る為に行うのは相手国の望む国になることです。これではより強固に支配下に組み込まれてしまいます。自主性は持てません。また、自主性を持たせまいとしてるなら、自主性獲得の為にはそれに抗うことが必要です。押さえ込もうとする力を上回る力で抗わねばなりません。それが自主性獲得の方法になります。
上記の二つの正しいかどうかは、相手である他国がどうなのかによります。どの方法が適切かは相手次第なのです。ですので、他国がどうなのかから話すことが必要です。



Q:「日本の自主」を議論するんですよ。なんで日本が主体じゃないんですか。


A:「信頼を得る」も「逆らって飛び出す」も相手があってのことだからです。
信頼を得ることで日本の自主を認めてくれる相手なら「信頼を得る」で正解です。でも信頼を得ることが日本の自主に結びつかない相手なら、信頼という面ではマイナスとなる「逆らって飛び出す」の方が正解です。何が最適かは相手次第なんです。


で、これってそんなに難解? 何度か説明してるのだけど、わかってもらえなくて・・・