最初は下手

何をするにしろ、最初は必ず下手。
でもやってれば上手く出来るようになる。


何かしら変化があった時は、変化がある前より悪くなる。
以前より良くなるはずのやり方に変えても、最初は以前より悪くなる。
今までやってない、慣れてないことをやるのだから必ず前より悪くなる。
ただし、慣れたら別。
変化に慣れてコツを掴み、上手くこなせるようになれば、
以前のやり方の限度を超えて良くなる。


最初は以前より悪くなる。
何かを変えようとか、新しいことをやろうとかいう時は、
一時的に現状より悪くなることは覚悟しなくてはならない。
今より悪くなるからなんて言ってたら何も変えられない。
何も新しいことなど始められない。

慣れて出来るだけの力がついた時と今とを比べて、
今より良いとなったら、一時的に悪くなることを覚悟して、
変えるべき、始めるべき。



☆  ☆  ☆  ☆  ☆  ☆  ☆  ☆  ☆  ☆  


絶対不許可の許可 

最初は以前より必ず悪くなる。
今までやってない、慣れてないことをやるのだから必ず前より悪くなる。
だから、変化を望まない者は、「そんなことが出来る力は○○にはない。だからやらせられない」といって反対する。「今より悪くなるから」といって反対する。出来るだけの力がないのはその通り。悪くなるのもその通り。なのでこの反対意見は尤もらしく聞こえる。しかし出来ないのは今。今出来なくともやらせれば出来るようになる。悪くなるのは慣れるまでの間。慣れれば以前より良くなりもする。先の反対意見にはこの視点が抜けてる。尤もらしく聞こえようとも尤もなわけではない。


自主的な外交とか、軍事とか。今の日本はやってないから下手。やらせて上手く出来るかといえばまず出来ない。おそらく現状以下のことしか出来ない。なので現状より悪くなる。しかしやってればやり方がわかってくる。自主外交のやり方を身につける。下手でもあえてやらせなければならない。一時的に悪くなるのは覚悟して、やらせなければならない。そうしないと何時までたっても出来るようにはならない。


「ピアノが上手く弾けるようになればピアノを弾いてもいい。」

これでは絶対にピアノは弾けない。これは絶対にピアノを弾かせないと言ってるのと同じ。条件付きで許可してるようにみえて、実は絶対に不許可。
これは結構使われてる詭弁の1パターン。即座に見抜けるように覚えておいてもらいたい。


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