人を頑張らせる動機

まずは、罵声・侮蔑・軽蔑・強制。
その次、褒める・評価・誇り。
最後は、面白い。


第一段階:強いられて
人並みに働いてれば人並みに接してもらえもするが、ブラブラしてると軽蔑の眼差しで見られ、嫌味言われ、馬鹿にされ、無能者扱いされる。針のむしろ。そして、働けと責められる。無理やり働かされもする。放っておいてはもらえない。そういった非常に不快な干渉から逃れたいという想いが、人を頑張らせる最初の動機。



第二段階:自主的に
それで頑張ると、周りはそれを評価し、褒める。
この褒められる快感が動機になる。


周りは褒めると同時に期待もするようになる。
この期待に応えようという気持ちが更に動機を強める。
期待は一人前の人間として認めてる証拠。
他者からの期待は自身の誇りになる。
こうなるともう先の不快な干渉はされなくなる。
干渉はなくなるが、一人前の人間としての誇りで自主的に頑張る。


第三段階:面白くて
そうこうしつつやっていくと、そのうち仕事の面白さがわかってくる。
わかってくると、面白いからというのが動機になる。
面白いからというのは動機としては最強。
もう周りの評価とか関係ない。
放っておいても頑張る。
見返りなどなくとも頑張る。
やってることそのものが楽しい。
体力の続く限り頑張る。無理してでも頑張る。
止めさせようとしても振り切って頑張る。
自分が面白いと思うことをやってるのだから、
傍からどう見えようと本人は幸せ。
幸せを感じつつ、果てしなく頑張る。
最高の気分。



人を頑張らせるのは、市場原理主義的な競争だけではありません。日本では市場原理主義的な競争など無い時でも、ちゃんと頑張ってました。市場原理主義的な競争は、人が頑張る為に絶対的に必要なものというわけではないのです。


人気blogランキングランキングバナー