改めて、理想の社会

人は何かをやってる最中を一番楽しいと感じる。


更に言うと、
「楽しい」を超えて「面白い」と感じるのは、単に何かをやってる時ではなく、問題があって上手くいかない時で、それを何とか克服しようと足掻いてる時。その時は凄く苦しかったりもするのだけど、後で考えると一番面白かったのはその時だったと気づく。
そして、嬉しさを感じるのは克服の方法が見つかって、克服してるその最中。
克服した後は、その嬉しさが消えてつまらなくなる。物足りなくなる。更には欲求不満になる。それに耐えかねて、「楽しさ」「面白さ」「嬉しさ」を求めて、やり始めの面倒臭さをも克服すべき課題として楽しみ、新たな問題に挑む。


この繰り返しをやってる人を私は「幸せな人」と捉え、皆がこの繰り返しをやってる社会を理想の社会と考えている。私が理想とするのは、そういう人達が暮らす社会。



そんな社会に絶対に必要なのは、全員に行渡る克服すべき課題。全ての人が克服すべき課題を抱える問題の多い社会こそが理想の社会。何不自由なく生きられる“理想郷”は、楽しさのない地獄。そう考えると今現在のこの世界、結構理想的。実に面白い楽しめる社会。



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