尖閣事件、それぞれの責任(功罪)
●中国人船長の逮捕及び釈放に関して
中国人船長の逮捕及び釈放に関して、特に取り上げてその是非を問われるべき責任。ちなみに責任とは、是と判断されるものは功績、非と判断されるものは罪科として問われるもの。責任者として仕事をし、良い結果を出せば責任者は褒められ、悪い結果を出せば責任者は叱られる。そういったものが責任。責任があることが即罪悪というわけではないことに注意。
菅直人(内閣総理大臣)
法に基かない判断という検察の逸脱を容認し、追認までしてしまったという罪。それを国会答弁として行なったという責任(罪)。
仙谷由人に対する監督責任及び任命責任(罪)。
不適切な言動を行なう柳田稔に対する監督責任及び任命責任(罪)。
前原誠司(国土交通大臣)
逮捕の指示、及びその後の対中国への発言に対する責任(功)。
仙谷由人(内閣官房長官)
超法規的処置を、検察の逸脱という形で検察の責任としてやらせることを、法務大臣に促した責任。法に基かない判断という検察の逸脱を容認し、追認したという罪。それを国会答弁として行なったという責任(罪)。
柳田稔(法務大臣)
検察の逸脱という形で検察の責任としてやらせるという仙谷官房長官の言葉を受け入れ、実行した責任(罪)。
法に基かない判断という検察の逸脱を容認し、追認したという罪。それを国会答弁として行なったという責任(罪)。
那覇地方検察庁
「わが国国民への影響や、今後の日中関係を考慮する 」という政治的判断で、処分保留で釈放 という判断を行なった責任(罪)。
福岡高等検察庁
法に基かない判断という検察の逸脱を阻止しなかった責任(罪)。
大林宏(最高検察庁)
超法規的処置を、検察の逸脱という形で那覇地検の責任としてやらせた責任(罪)。
●ビデオ流出に関して。
菅直人(内閣総理大臣)
ビデオを機密扱いとした責任。(追認した責任?)
この件を仙谷由人に任せた責任(罪)。
仙谷由人(内閣官房長官)
ビデオを機密扱いとした責任。
機密扱いに関して、各所に対して指示を出した責任。
馬淵澄夫(国土交通大臣)
ビデオの機密扱いに関しての、海上保安庁への指示に関する責任。
海上保安庁の管理に関する責任。
海上保安官の造反を招いた責任。
鈴木久泰(海上保安庁長官)
ビデオ流出を防げなかったことに関する責任。
海上保安官 を管理監督する者としての責任。
sengoku38(海上保安官)
守秘義務及び服務規程を破り、ビデオを流出させた責任(罪)。
ビデオ流出により起きた事象に対する責任(功)。
上記のカッコ内の功罪は私の判断。日本国を毀損したい者による判断となると、功罪は逆転する。仙谷由人の言動は、私から見れば罪悪だが、中国側から見れば功績となる。
国会答弁や記者会見等での詭弁や罵詈雑言は、あまりに多過ぎて一々やってられないので除外。対中外交に関しても、煩雑になるのでとりあえず除外。