政治家と役人の責任

役人に求められるのは、指示されたことを確実にやったかどうか。
指示されていないことまでやっていないかどうか。


指示通り行なうことが役人の責務。
責任を問われるのは、指示通りやったかどうかだけ。
行なった結果がどうであるかは役人の責任ではない。
結果について責任を負うのは、指示を出した者。
どのような結果になるかは全て指示の如何に掛かってる。よって、指示を実行した結果に対して責任を負うのは、指示を出した者。


この「指示を出した者」に該当するのが、決定権を持つ政治家。
仙谷由人がいうところの『政治職』。
一方、その『政治職』の指示を受けて動く役人が、仙谷由人がいうところの『執行職』。


『執行職』の責任=指示通り行なったかどうか。
『政治職』の責任=出た結果が良いか悪いか。


正に、「政治職と執行職では(責任の)レベル、次元が違う」。
負ってる責任が違うのだから、政治職が執行職に責任を負わせて逃げることは出来ない。