官邸は「空っぽ」だったんだよ、バ菅。

衆院予算委2010.11.25(自民・小野寺五典)-3
http://www.youtube.com/watch?v=HfkoE2YYxEc

※映像が切れてるようなので、質疑の模様は衆議院TVでお願いします。
 衆議院TV 2010年 11月25日 予算委員会 小野寺五典(自由民主党無所属の会)


もうね、凄いとしか言いようがない。
何でここまでバカなの、この菅って奴は?




■緊急時、総理や閣僚が、対策室や所管する官庁に詰める訳


役人は自身で判断してはいけない。
役人がする判断は、法律の照らしての判断で、それはその法律を作った立法府の判断に従うことを意味する。役人自身が自身の判断基準に照らしての判断は、してはならない。法律に規定されてる範囲を超えた判断はしてはならない。政治的判断等は決してしてはならない。


判断は政治が行なう。
そういった判断をする役目を負ってるのは、所管する役職についている政治家。各省庁の大臣や長官、官房長官、そして総理大臣。


法律に書かれてない判断が必要となる場合、役人は、それらの政治家に報告・提言等を行い、判断を仰ぐ。そして、政治家が判断し、政治家が役人に指示を出し、その指示に従って行動を起こす。


つまり、政治家が判断し、指示を出さねば、役人は動けないということ。



緊急時には、通常とは違う特別な判断が求められる。役人には許されていない判断が求められる。また、緊急時というのは時間との勝負であり、状況に合わせての素早い判断が求められる。そして、早い対応が求められる。


だから、緊急時には、所管する役職についている政治家が、素早く判断し、配下の役人に指示を出せる体制を取らねばならないということになる。そうしないと緊急事態に対処出来ない。



素早い判断をするには、その前に多くの情報を得ておかねばならない。だから、情報が集中する対策室に詰めているのが良いとなる。情報が飛び交う中にいれば、その中から重要な情報をピックアップしていける。ただそこに座っているだけでも、会話や映像や、人々の様子で多くの情報を得ることが出来る。その情報量は、離れたところに居て、電話やメールで情報が届くのを待つのとは比べ物にならない。
だからその場に居ることが大事。電話が繋がればいいというものではないし、100mしか離れてなくてすぐいけるから良いというものではない。10分で行けるからいいというものではない。


また、素早く指示を出す為にも、対策室に詰めていることが必要となる。
対策室に詰めていれば、配下の役人が「これはどうしましょうか」と直接問える。情報は共有しているから細かい説明を省いて指示を仰げる。問われた政治家は「それはこうしてくれ」とその場ですぐに答えられる。「これでいいですか」なら「それでいい」の一言で済む。こんな一言でも役人はそれを指示として受けて、即座に行動に移せる。この一言の為にも政治家はそこにいなくてはならない。電話やメールではこうはいかない。連絡を取り、情報を伝え、指示を受けて動くまでに相当な時間が掛かってしまう。緊急時は一刻一秒が大事。その場に居て即座に指示が出せない者は役に立たない。


これらの理由により、所管する役職についている政治家は、その場に行かねばならない。もし自身が行けないなら、決定権を委ねた代理の者を詰めさせておかねばならない。即座に判断を下せる者をその場に詰めさせておかねばならない。遅滞無く必要な行動が取れるように。



菅はこれらのことを全然理解していない!

小野寺議員が、官邸が空っぽだと言ったのは官邸に判断を下せる者が誰もいなかったということ。それに対して、職員がいたから空っぽではないと菅は、
自信たっぷりに思いっ切り力入れて
答えやがった、あのバカ野郎は。バカ過ぎる。


役人が何人いようと、判断を下せる者(その権限を持った者)がいないのでは動きが取れない。情報収集は出来ても行動は起こせない。どんな事態になろうと何の対策も取れない。今回の事態において官邸は機能していなかった。菅はそのことにまったく気付いていない。仙石も岡崎トミ子も気付いてない。バカばっか。

何だってこんなにバカなの?



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小野寺五典の質問への政府側答弁。政府側は何もわかってないから、誤魔化すこともなく平然と爆弾発言連発してる。にもかかわらず、報道はあっさり。隠してるという感じでなく、取り上げつつもあっさり。爆弾発言であることに気付いてる人ってそんなに少ないの? これが今の日本人の認識なの?