謝罪では仲直り出来ない。

■謝罪は仲直りの後。
仲直りする前の謝罪は、仲違いしたままだから、心のこもらない形だけの謝罪になる。
形だけの謝罪だから相手が許すはずもなく、溝が残って仲直りも出来ない。
仲直りした後だと、相手に好かれたくての謝罪となるから、心底心のこもった謝罪になる。また、謝罪を受ける方も、仲直りした相手の心のこもった謝罪だから気持ちよく受け止める。雨降って地固まる。以前より仲良くすらなれる。


だから、仲直りが目的なら謝罪は求めてはいけないし、仲直りする前に謝罪してもいけない。謝罪は仲直りした後に自主的に。





■「屈服」を意味する謝罪で仲直りは出来ない。
実際に行なわれる謝罪の要求には仲直りとは別の意味がある。その意味は「屈服」。
「謝れ!」が意味するのは「屈服しろ!」。
「屈服しろ!」だから、それを受けて謝ったら「屈服します」という意味になる。
屈服したのでは上下の関係になってしまい、仲直りにはならない。
仲直りするのであれば「屈服します」を意味する謝罪はしてはいけない。
謝罪要求は突っぱね、それ以外のことで関係の改善を図るべき。
そして、相手が謝罪要求をしてこなくなるくらいに関係が修復されてから、
遡っての謝罪をする。相手は快く受け止めてくれ、残ったしこりが消える。
これで、以前以上に友好的な関係を作れる。



人気blogランキングランキングバナー


商売などでの元々上下関係のある相手への屈服は、友好関係を作ろうというものではないので、先に謝罪するというのも有り。今話してるのは、対等な友好関係に戻す場合の話。