全ての円に一律課税を

頭の体操のつもりで、考え方を柔軟に。



基本的な考え方。
課税対象を現在出回ってる全ての日本円とし、その日本円に一律に税金を掛ける。
課税対象を広く取ることで、極めて低い税率で必要な税収入を確保出来る。


日本円に一律に税金を掛ける場合、個人法人関係なく、誰かが保有する円の全てが課税対象。収入の全て。預金の全て、借金の全て。これが課税対象。ただし、借金は保有としてはマイナス。よって、実質的には下記のようになる。


財布に10万、預金が100万、ローンが10万円の人の場合は、
10+100-10=100で、この100万円が課税対象。


財布に1万円で、預金が4万円で、借金が10万円の貧乏人なら、
1+4-10=-5でマイナス5万円が課税対象。


財布に100万円、預金100億円、で、カード払い100万円の大金持ちなら、
100万+100億-100万で、100億円が課税対象。


法人の場合、経常利益5億円、利益分配4億円なら、
5億-4億=1億で、この1億円が課税対象。


仮に税率を1%とすると、
上から順に、1万円、-500円、1億円、100万円の課税となる。


ちなみに課税対象は日本円なので、外貨は関係ない。土地家屋・貴金属等の物的資産も関係ない。また、課税対象は日本円そのものなので、持ってる人・法人が日本にいるかどうかも関係ない。外国人の持つ円にも税金は掛かる。東北大震災の復興財源として、こんな税を提唱します。さて、いかがでしょうか。




この税金に対してすぐに出されるであろう問題点は、課税ベースの把握と、税金の徴収だと思います。
「全ての日本円って、どーやって把握すんの? 誰がどれだけ持ってるかなんて正確に把握すんのは無理でしょ。やるにしたってムチャクチャ手間が掛かるし、出来るはずもない。外国に住む外国人の持つ円に税金掛けるなんて、国の権限から考えても実行不可能だし。」
このように思われると思いますが、実はこれ、凄く簡単に出来るのです。徴収コストは無視出来るくらいに微々たるものです。個々の資産の把握なんてことは一切しなくていいし、個々から一々徴収しなくてもいいのです。この課税を実行するとなれば数分で全ての作業が済みます。脱税は理論的に不可能です。これはそういう税なのです。


この税金は、金持ち(個人・法人共に)程負担を感じる税です。金持ちも貧乏人も率としては同じなのですが、貧乏人は金持ってないから僅かな負担で済みます。借金の方が多ければ、むしろ得します。一方金持ちは、相続税以外の税では課税対象にならない大量の貯金に税金が掛かります。大量の貯金がある大金持ちには負担でしょう。負担が大きいといったって、税率はわずかで、一生使うことなく銀行で眠ることになるだろう程度の余り金の一部を差し出す程度なんですがね。金額は大きくても、総資産から見れば極わずか。金額は大きくなるから嫌でしょうが、それで困ることは無いはず。その程度の負担です。


さて、この税の正体は何でしょう?


答えは紙幣発行です。
お金を刷れば、そのお金の価値は薄まります。円を刷れば、全ての円の価値が一律に毀損されます。自動的に。ですので、個々から一々徴収する必要はありません。個別に徴収する必要がありませんので、把握も不要です。個別の徴収がありませんので、脱税も不可能です。それが紙幣(円)発行です。全ての円に対する一律課税です。


円の総量(マネーストック統計:広義流動性)は、およそ1460兆円となってます。ここから1%程価値を抜き出すだけで約14兆円になります。2%抜けば29兆円。東北大震災の復興資金がこれで賄えます。国民の負担は、それぞれの手持ちの預貯金と金融資産の内の2%。金持ちも貧乏人も一律2%。それも、毎年とか何かの度にとかでなく、一度きりで。それでこれだけの税収になる。どうです? 負担は負担ですけど、悪くないと思いませんか? 消費税を10%上げるのとかに比べれば遥かにマシだと思いますよ、私は。


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紙幣発行は、誰も損せず大金を生み出すことが出来るというような、虫のいい話ではありません。負担はあります。ただし、他の税とは比較にならないくらい課税対象が広いので、個々の負担は他の税とは比較にならないくらい低くなります。普通の人だと負担に気がつかないくらいに。この点で他の税とは大きく異なります。負担があるからといって他の増税と一緒に括って否定するのは間違いです。

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只今、説明の為の試行錯誤中です。どうすればこの概念を理解してもらえるかを考える為に書いてます。分かりづらいところとかおかしいと感じるところを指摘して頂けると非常に有り難いなーと思っております。