本当は三つ巴
某所からの転載(筆者は私)
今の日本、保守と革新の二つが対立してるように思ってる人が多いですが、本当は保守と革新と新自由主義の三つ巴。TPP推進派は言わずと知れた新自由主義。これに対して、他の二つ(保守と革新)が反対に回ってるのが今。
憲法が問題となってた時、護憲の革新に対して他の二つ(日本派と新自由主義者)が反発してた為に、革新vs保守(日本派と新自由主義)となって、日本派と新自由主義が同じ『保守』と呼ばれるようになりました。しかし、日本の伝統文化に基づく考え方の日本派と、非日本的なグローバル思想の新自由主義は、考え方の基本的な部分が全然別物です。両者の考え方は、保守と革新並に違っています。
私は、新自由主義者を『保守』と切り離すべきと考えています。日本派と新自由主義者が同じ保守で括られている為に、それぞれの主張を正しく理解出来ていない人が多いと感じるのです。この二つを切り分けると、今の状況が理解しやすくなるはず。そして、対処もしやすくなるはず。
私はこのように考えているのだけど、
さて、日本派と新自由主義、両者の違いがわかりますか?
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新自由主義は、以前は「新保守主義」と呼ばれていました。ネオコンが表れてそれが「新保守主義」と呼ばれるようになったので、今は“新”が取れて単なる「保守主義」と呼ばれています。レーガンやサッチャーが近年の代表的な人物です。大元はエドマンド・バークという英国人で、この方が「保守主義の父」と言われています。出てくる名前からわかるように、この「保守主義」は、日本の伝統文化に基づくものではありません。日本の伝統文化に基づく保守は、この「保守主義」とは別物です。
個人的には、欧米の思想を信奉する者が日本において保守を名乗るのは許し難い。だって嘘だもの。実態は欧米派であって日本の保守ではないもの。まあ、実際に彼らが保守を自称してて、それが通ってしまってるという現実があるからそれに合わせるけどね。紛らわしいこと、この上ない。