富は、人の労働の成果

順番が後先になった。まだ未整理なので書かないでいたが、
書いておかないと、私が何書いてるかわからないだろうから、
未完成であることを断って、書く。


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突き詰めて考えると、富とは、人の労働の成果。


お金は、人の労働を数値化したもので、人の労力を扱いやすい形にしたもの。
何かの代価として支払われるお金は、全て、誰かが労働の対価として受け取るもの。
その対価が、各人の労力と釣り合うかは別問題として、ともかく支払われたお金は
必ず誰かが報酬として受け取っている。
手元にあるお金で、自身で稼いだお金は、自身が何がしか行った労働の対価。
相続や譲渡されて得たお金は、誰かの行った労働の対価を譲り受けたもので自身以外の労働の対価。
いずれも労働の対価。大元は人の労働。


労働によって個々人はお金を対価として受け取っている。
しかし、労働によって生み出したのはお金ではない。
食物だったり工業製品だったり。
これらが人の労働の成果で、これこそが富。
労働は、これらの富を生み出す為に行われる。
お金を生み出す為に労働が行われるわけでは決してない。


もし、お金しか生み出さないなら、これは富を生み出す労働ではない。
マネーゲームは、労働かもしれないが、富を生み出す労働ではない。


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