物価は上がっていい。

国産品が売れるなら、物価は上がっていい。
物価が上がっても、国内で回るお金は増える。
国内の皆にとって、得になる。


前者:
高い国産品が売れれば、国内の誰かが高い収入を得ると同時に、
高い税収を国が得る。その税収が国内で使われれば、
その分、国内で誰かが収入を得る。
その収入で高い国産品を買えば(以下循環)


後者:
安い外国産が売れれば、お金は海外に出て、国内のお金が減る。
税収も減る。国内に回るお金が減り、全般的に収入が減る。
そしてまた安い外国産が買われ(以下循環)


前者では、高い国産を買う分だけ後者より出費は増えるが、
収入が上がった人の消費を得る側の人と、
公金で賄われる仕事をしてる人の収入が増える。
後者では、安い外国産を買うことで前者より出費は減らせるが、
国内に関しては輸入業者しか収入が増えない。
輸入業者以外は、前者の場合より収入が減る。
輸入業者以外、外国産が売れて国産が売れないというのは喜べることではない。



安い外国産が売れる弊害を緩和する手段が関税。
関税を適切に設定すれば、国を通してお金の損失を防げる。