“課題”

まず人々が何を欲するか。

1、活動方向で、
  進歩・成長・発展等、課題克服を目指す行為。

2、休息方向で、
  心身の疲労回復、精神リフレッシュの為の、快感や快楽を得る目的の行為。

3、常時必要となる、
  栄養補給・睡眠等、生命維持の為の行為。

これらが人が欲求する行為で、これらの為に人が欲しいと思うものがニーズ。より良い社会を作る為に、社会を構成する個々人のこれらニーズを満たすことが目指される。


ここで考えねばならないのは、ニーズを満たせば満たすほど1のニーズを満たすことが難しくなること。何故なら1の肝は課題の存在だから。課題とはニーズの不足を如何に満たすかという問題で、問題が解決し不足してたニーズが満たされると、その分解決すべき課題が減ってしまう。課題は簡単なものから解決されていく。未解決な課題というのは徐々に難易度が高くなる。その結果、能力の低い者は課題に挑めなくなる。

 

課題に挑めなくなった者は、自身が生きてる意義を見出せなくなる。幸せを感じることが出来なくなる。あるいは、課題ではない課題や、実際には存在しない課題に挑み、自身の課題に挑む欲求を満たそうとする。後者は形はどうであれ課題に挑んでるのだからいいようなものだけど、この者は他者にとって迷惑な存在で、社会としてこれを良しとしていいかどうかは問題。

 


時間切れ、とりあえずここまで。
一足飛びに結論だけ書いとく。
課題を解決すれば良い社会になるってわけではないってこと。