生産性向上とか
生産性向上とか、一人当たりGDPを上げるとか、
色々言い方はありますが、“国として”求めていくべきは、
人々が、どれだけの労働をして、その労働がどれだけ社会全体としての富の増加、
または毀損防止が成されたか。
で、その為に、
出来るだけ多くの人に働いてもらう為の、雇用創出とか失業率を下げるとかの就労状況改善。
働く人がより働けるような待遇改善。
人々の活動の基礎となる生活環境整備。
人々の活動を側面から支える医療等健康関連システムの整備。
更に、活動期間に制限のある労働者の入れ替えの為、出産子育て教育等を可能にする仕組み。
これらで労働量の維持又は増加を目指す。同時に、労働量を減らさない為に、
働く人を壊さないよう過剰労働禁止や労災防止対策等労働環境整備。
緊急事態に備えての警察・消防・救急等の整備。
これらで、有する労働力を最大限発揮される状況を作り出す。
また、その労働力がより有効に使われるよう特定の労働を推奨したり制限したり禁止したりして調節する。これによって、成された労働でより多くの富の増加を得る。
これが“国として”求めていくべきことで、多くの人々にとって歓迎出来る話。
企業レベルでの、人員減らして生産性向上を目指すような話は、国レベルではちっとも有難いものではない。なんたって国は低能力者でも面倒見続けなくてはならないのだから。切り捨てて終わりに出来ないのだから。