歴史認識を正すのは民間の仕事

○政府による歴史観の修正は出来ない。

 政府が東京裁判史観を変更するような事をするどうなるか。
 自虐史観を守ろうとする左派の政治家が騒いで抵抗して国会が止まる。
 米国が表から裏から圧力を掛けてくる。
 修正した歴史観が定着しない内にその政権は死に体となるか潰れる。
 歴史観の修正を政府自身の手で行う事は現実問題不可能。
 政府主導で歴史認識が修正される事は考えられない。

国際的孤立を恐れない独裁政権を作れば出来ます。独裁政権なら左派の政治家が騒ごうと関係無いし、国際的孤立を恐れないなら米国の圧力を撥ね付けられますので。国際的孤立を恐れない独裁政権であれば出来ます。しかしそんな政権が歴史の修正なんかしたところでその歴史観の信憑性は0です。やる意味がありません。
史観全体に影響の無い細部の修正なら可能です。可能ではありますが史観全体に影響が無いのではあまり意味はありません。史観を形作ってるものを徐々に切り崩していく程度には意味があるでしょうが、史観を支えようとする者が補強するから大勢に影響ありません。論争があるとするのが精々。正すところまでいけません。正したところで細部の修正は目立つものではないので人々に気付いてもらえないでしょう。修正の効果は期待出来ません。歴史観の修正を政府が行う事は現実問題不可能なのです。


○政府には出来ない。では誰なら出来るか。

歴史観の修正を政府自身の手で行う事は現実問題不可能。」
現実問題不可能なのは歴史観の修正を、政府自身の手で行う事。
政府でない者にも出来ないと言ってるわけではない。
では誰なら出来るのか。

政府入りしてない政治家にならある程度は出来る。
しかしあまり目立つようだと左派の政治家は吊し上げるし
スキャンダル仕掛けられたりもして潰される。ある程度しか出来ない。

左派の政治家が騒いでも困らない人間。
米国が圧力を掛けられない人間。
それは誰か?

これはもう民間人しかない。
左派の政治家が騒いだってちっとも困らない。
米国だって圧力掛けられない。
この民間人が特定個人であれば圧力掛けられるし潰せもする。
市民団体と称する左派政治団体だって潰そうとしてくる。
しかし不特定多数の民間人となれば手の出しようが無い。
論戦で戦うしかなくなる。
論戦であれば勝ち目はある。
民間人であれば歴史観の修正が出来る。
つまり、歴史観の修正が出来るのは民間人だけ。


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日本の歴史認識の修正は民間人の働きによって起こってます。主導してるのは民間人であって政治家ではありません。歴史観を修正するような発言をする議員もいますが、リードしてるのは彼等ではありません。少し突出した発言をすればすぐに修正を迫られて訂正させられてしまいます。突出した発言と言ってもネットやってる人間から見れば全然物足りないものです。その程度のものでも押し切ることが出来ないのです。そんな彼等に歴史認識の修正のリードは出来ません。右派で東京裁判史観に染まってない安倍氏が総理に就任した事で史観の修正を政府主導でやってくれる事を期待する人も多いようですが、安倍政権であろうとその期待には応えられません。やはり歴史認識の修正をリードするのは民間人なのです。今まで通り民間人なのです。安倍政権に期待が出来るのはその民間の動きを他の者に邪魔させない事です。
「特定の戦争観、歴史観の是非について政治家が語ることについては謙虚であるべき」
「歴史は歴史家に任せるべき」
安倍総理はその方向で発言してます。これは期待出来ます。東京裁判史観を否定する視点での「邪魔させない」を実行してくれるでしょう。しかし邪魔させないというのは民間が東京裁判史観を変えようとして初めて意味を持つことです。安倍政権に頼らず民間人の側で歴史認識を正して行かねばなりません。皆さんこの事を再確認して下さい。




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