愛国者の行動は政府次第

愛国心ある者の愛国心の対象は国。
国であって政府ではない。
政府が国を壊そうとするのであれば、愛国心ある者は政府には従えない。国を壊そうとする政府に従って国を壊すことは愛国心ある者には受け入れられない。よって、愛国心ある者は、国を守る為に、国を壊そうとする政府に反旗を翻す。


法律とは政府が下す指示命令である。
政府に反旗を翻すというのは、政府が下す指示命令に従わない、すなわち法律に従わないということである。法律に縛られずに動くということである。つまり、政府が国を壊そうとするのであれば、愛国心ある者は法律に縛られずに動く。
この際、法律に縛られずに行うのは何か?
「政府が国を壊そうとするのであれば」動くというのだから、その行動は政府に国を壊させない為のもの。政府に国を壊させないで済ます方法は、国を壊そうとする政府を壊すこと。つまり、愛国心ある者は、政府が国を壊そうとする時、法律に縛られず政府を壊そうとして動く。「法律に縛られず政府を壊そうとして動く」とは、簡単に言えばクーデター。
政府が国を壊す方向で動くと、愛国者はクーデターを企む。


ここで「政府が国を壊す」ものなのかどうか判断するのは行動を起こす「愛国心ある者」の主観で決まる。実際には政府の行動が国を壊すものでないとしても、「愛国心ある者」がそう思えばクーデターを企む。


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愛国心ある者の愛国心の対象は国。
国であって政府ではない。
政府ではないが、政府が国を守ろうとするのであれば、愛国心ある者は国を守るために政府を守ろうとする。政府に国を守る意思があると思えば、この政府の指示命令にも従う、政府の指示命令である法律にも積極的に従う。
政府が国を守る方向で動くと、愛国者は政府の手足となって働く。


ここで「政府が国を壊す」ものなのかどうか判断するのは行動を起こす「愛国心ある者」の主観で決まる。実際には政府の行動が国を守るものでないとしても、「愛国心ある者」がそう思えば政府の手足となって働く。


クーデターを企む愛国者と、政府の手足となって働く愛国者愛国者がどう振舞うかは政府次第。愛国者の政府に対する評価次第。よってクーデターを巡る真の論点はそこになる。私はクーデターの全否定はしない。それが必要な状況であれば積極的に支持する。加担だってする。それが必要な状況であれば。



既に必要な状況となってる気がしないでもない。実行はともかくクーデターの下地作りくらいはしておいていいように思う。



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