高齢者に仕事を

植草一秀の『知られざる真実』
『高齢者の尊厳と人権を踏みにじる麻生首相発言』
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2009/07/post-e117.html


使ってもらえる喜びを知らないのか?
社会の役に立ってるという感覚が、如何に喜びをもたらすものか知らないのか?


「働くことしか能がない」
働く喜びを知ってる者にとってこの言葉は最高の褒め言葉だと思うぞ、私は。



もし私が高齢者福祉を任されたら、どうすれば高齢者に仕事を与えられるかを考える。何らかの仕事を任せることが、高齢者に、居場所、人との繋がり、日々の刺激、生きる喜び、生きる気力等々をもたらすと思うから。
遊びでこれだけのものを得られる人ってほとんどいない。若い時から遊ぶことに馴れた遊びの達人だけ。万人にとなるとやはり仕事が一番。楽させればいいってものではない。私はそう考える。



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私は、ハッキリ言って65歳以上の高齢者が人並みに働けるとは思ってない。これくらいの年齢になると、本当に目に見えて衰える。体力的な衰えは相当のものだし、頑迷になり人付合いの面で問題を起こすようにもなり、非常に使い辛い。改善はまず望めない。言ったことが伝わらない。衰える一方。お客様からお金をもらう仕事に使うのは無理ではないかと思ってる。このことは日々実感してる。それでも、何らかの仕事を用意して与えてあげるべきではないかと思う。高齢者の労働は、社会に対する経済的な貢献度は多分ない。むしろ負担の方が増えると思う。経済的な貢献度としてはマイナス。それでもそう思う。仕事が人に生きる喜びをもたらすものだと思うから。植草一秀にゃわけのわからない話だろうけど。