超難解な数式

もうしばらく、これまで書く機会の無かったことを適当に、お気楽に、書き散らします。そのつもりでお読み下さい。


1+1=2


これは簡単に理解出来る。
では、これは?


1+1=3


まあ一発で間違いだとわかるだろうけど、これを正しいかもしれないと考えて、なぜ1+1が3になるのかを理解しようと努めて欲しい。そうするとこの数式が、とてもではないが理解出来ない極端に難解なものとなる。人からどれ程説明されても、どんなに頭を捻っても、理解出来ない。1+1=3とは、それ程に極めて難解な超高等な数式。ってことになる。


翻って1+1=2。誰でもわかる極めて簡単な、馬鹿らしいほどに低レベルの数式。1+1が2だなんて小学生程度の幼稚な理解。


さて、
1+1=2と1+1=3、どちらが正しいか?


正解は
1+1=2


極めて難解な超高等な数式ではなく、
馬鹿らしいほどに低レベルの数式の方が正しい。
正しいものは無理がないので実は結構簡単だったりする。
物事ってこんなもの。



ちなみに、
1+1は3と教えられ、3なのだと覚えるとなると、これは一気に簡単なものになる。1+1だから3。理解もクソもない。お偉い誰某が3だと言ってた。3だと本に書いてあった。だから3が正解、以上終わり。ってことになる。
極めて簡単。そして、1+1が3だと理解してる普通とは違う数少ない特別な人物になり、優越感に浸ったりするようになる。「自分は並じゃない、凄い!」なんてね。1+1を3にしてしまう超難解な理論を掲げて悦に入ったりなんかしたりして。本当はただのバカなんだけどね。