「行き過ぎる」

『動機はどうあれ、人間が持つ「欲する」という力を正のエネルギーに変換するシステム、それが資本主義である。 したがって「行き過ぎる」ということは理論的にあり得ない。』

Conservative Blog
保守主義提唱者の随想
「資本主義は毒するか」
http://conservative.jugem.jp/?eid=101
ここから抜粋。


何でもありにすれば、行き過ぎということは無くなります。奴隷も人身売買もOKだし、何人何百人何千人何万人と野垂れ死のうとOKというなら行き過ぎはありません。


投資に失敗したら、政府の助けなど得ずちゃんと破産して、連鎖倒産も気にせず放っておいて、失業者が溢れかえろうと、それで治安が悪化しようと構わないというなら、行き過ぎはありません。



私は思うのですよ。リーマン・ショックの時に何で投資銀行や保険会社を救済したかなあと。そのまま放置して、潰れるとこは全部潰してしまえば良かったのにと。この考え、どう思います?


市場の自然な調整力に委ねる気なら、これを良しとする覚悟が必要です。敗者は淘汰される。淘汰、つまり社会的に抹殺される或いは死ぬ。これが市場から不適格者を排除する調整弁ですからね。市場に委ねるならこれを妨げてはなりません。ここまでを理解しての市場原理主義なら、一つの考え方として私は理解します。

ただし、大人しく死ぬ敗者ばかりではありませんからね。市場のルール破ってでも生き残ろうとするものがワンサカ出ます、規制は無いわけだし。それに対する防御策は、武力行使以外ありません。ワクワクドキドキハラハラの素晴らしい戦国乱世となるでしょう。これはこれで良いかなという気がしなくもありません、個人的にはw



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