過剰を避ける為に

「松村順b7593eaf2fa0
病院経営者ではなく勤務医の立場から言えば,「過剰な」検査をオーダーするのは経営への配慮ではなく医療訴訟への配慮です。腹痛や頭痛といったありふれた症状の背後に0.1%くらいの確率で隠れている重大な病気を見過ごして,後になって訴訟を起こされた場合,「なぜ最初にMRI内視鏡検査を行なわなかったのか?」と後出しジャンケンのような詰問をされるからです。問診や身体診察だけで,それ以上の詳しい検査は不要だと100%の確信を持って判断することはできないから,万が一のことを想定して念のためMRI検査もしておこう,という思考に流れやすいということです。」

https://toyokeizai.net/articles/-/221458?page=4


そうだろうなあと思う。これを変えるには、
通常やることをやった上で起きた事故については、当人の責任は問わない。
後処置は、「通常やること」を修正することで、次の事故を防ぐ方策を立てることで良しとする。
被害を被った者は、運が悪かったとして諦める。
他者の支援が必要なら、被害者だからではなく、単に困っている人として支援を受ける。
失ったものを補うという考え方はしない。させない。許さない。


という考え方が大多数となるように変えていく必要がある。
そして、この考え方を受け入れない少数は、無理やりにでも抑え込む。
この無理やりな抑え込みが許されるように変えていく必要もある。
被害者の非現実的な要求を、かわいそうだからといって許さないことが大事。
被害者だからといって甘く接しないことが大事。