全否定は全て間違い

今ある現実に異議を唱えるばかりで、今現在存在している意義を認めない姿勢は、その対象が何であれ、問題あり。今現在存在する以上、間違いなくそこには何かしらの意義がある。


今現在存在するのは、それを是とする人達がいて、それを存続させようと努めてる者が、存続させるに足る量以上に居るということの証拠。その人達は、その存在を有益なものとして考えており、そこに意義を見出している。それを理解せずに全否定で挑むのは、考えが足りない証拠。


今現在存在するものを否定したいなら、まずは対象の存在意義が何かを考えるべき。それを誰がどのような理由で有益と考えているかを、有益だと考えている者の考え方で考え、その存在意義に辿り着いた後に、自身の考えに立ち返り、改めて否定すべきかどうか考え、否定すべきと答えが出た後で、否定すべき。


でないと、間違いを犯す。
有益なものを浅はかな考えで壊してしまうことになる。
今より悪い状況にしてしまう。