解き解すだけで十分

「仕掛けられたら受けて立つ。」のコメント欄を流し読みしてから読んで下さい。


歴史資料の真偽というのは専門家でもなかなか証明出来ません。複数の資料をつき合わせたり推測したりで素人の手に負えるものではありません。大して興味のない一般の人にわかるものではありません。詳細に説明したとしても説明が長々としたものになるので理解しきれません。そもそもそんな説明を聞いてくれもしません。一般の人は資料の真偽の判断は出来ないという事です。判断出来ないのですから資料の真偽を訴えても効果はありません。しかし誰でも正否が判断出来るものもあります。それが主張の中にある基本的なところの齟齬。取り締まってる事がわかる資料を出して黙認してるというなんて誰でもおかしいことがわかります(言ってる当人認めませんけどね) そういうところの指摘であれば知識の無い普通の人でもおかしい事はわかります。何が本当かわからなくてもおかしい事だけはわかります。 プロパガンダを破るにはこれで十分です。どうもおかしいぞと思わせればプロパガンダはその効力を失いますから。


南京大虐殺プロパガンダは大掛かりではありますが中身は稚拙です。小難しい話を分かりやすく解き解すだけで十分です。誰にでもわかるおかしなところがポロポロ出てきます。あまりに基本的過ぎて何故それがおかしいのかを説明するとなると難しいのですが、説明しなくてもわかりますので解き解すだけで十分です。粘る相手に付き合う必要はありません。



私が改めて書くまでも無く皆さん意識せずにやってますけどね、一言でのツッコミって形で。資料引っ張り出してああだこうだというよりそういう一言でのツッコミの方が遥かに効果的だと思います。







◆◆◆おまけ◆◆◆

ニセ写真と実証された写真はない

否定派が「ニセ写真」と攻撃している写真はいくつかの種類がある。しかし、1.2.は写真自体がニセではないので、3.4.が本当のニセ写真である。
1.写真の誤用
2.キャプション(写真につけられた説明)の「捏造」
3.修正・合成写真、トリミング
4.ヤラセ写真

とあり、

1.写真の誤用
別の時間、別の場所で撮られた写真を南京大虐殺の写真として使用することである。(以下略)

とある。
南京大虐殺の写真として使用されたものが別の時間、別の場所で撮られた写真であってもニセ写真ではないのだそうな。このおかしさをどう説明すればいい?
南京大虐殺の写真だというならその時間、その場所でなきゃ駄目でしょ。でないと南京大虐殺の写真とは言えないでしょ。でも写真自体はニセでないからいいんだそうな。このおかしさをどう説明すればいい? 私には無茶苦茶としか言いようがありません。