政府というのは・・・

『政府というのは公共の目的のために働いてもらうため、国民が税金で雇うものである。(Conservative Blog)』
http://conservative.jugem.jp/?eid=148


上記はここから抜粋した言葉。ちなみに、上記の“公共の目的”とは「個人や私企業では大きすぎて扱えない仕事のこと、すなわち、国防(軍事・外交・諜報)、治安維持(警察・消防)、インフラ整備(道路・鉄道・橋・ゴミ収集)のこと」だそうな。



個人的には懐かしい。この考え方は以前はサヨク側の人達からよく聞いた。厳密には少し違うのだけど、政府と国民を切り離す考え方と、政府を使用人のごとく捉えるその認識の仕方が実によく似てる。今、これを言ってるのはリバタリアン新自由主義者)である。さて、政府って何なのでしょう?



ここからは私sadatajpの認識。
庶民にとっての政府は、個人の力では太刀打ち出来ないものと戦ってくれる存在。個人の力では対処出来ない問題を引き受けて解決しようとしてくれる存在。これが庶民にとっての、政府の存在する意義。
 個人は、他国とは戦えない。大企業とは戦えない。組織とは戦えない。強い力を持つ者とは戦えない。個人単体では、どんな酷い目に合わされたとしても、力不足故に泣き寝入るしかない。そうならない為には、自身で集団を作らなくてはならない。或いは、集団に所属しなければならない。そうして自身の身を守らねばならない。この集団の一番大きなものが国。その国を運営するのが政府。政府には、自分達を守ることを求めてる。
というわけで、
『政府というのは、国民が自分達を守る為に作ってる国の運営を、国民の代表者が集って行ってるところ。』
これが、私が認識する政府の在り方。ちと文章的に難がある気がするが、対比の為なのでご勘弁を。
で、対比。



『政府というのは公共の目的のために働いてもらうため、国民が税金で雇うものである。(Conservative Blog)』

『政府というのは、国民が自分達を守る為に作ってる国の運営を、国民の代表者が集って行ってるところ。(sadatajp)』


さて、どちらの認識がより正しく政府を言い表しているでしょう?
断っておきますが、両方共、本来あるべき姿としての政府です。今現在の日本政府がどちらかという話ではありません。