全部を管理しないことが大事

思想や社会制度の設計に関係なく、人それなりにやることはやる。
放っておいてもやることはやるのだから、何もかもを規定する必要はなく、
放っておいていい部分は放っておおけばいい。むしろ放っておくことが必要。
思想や制度で全て規定してしまうと、変化出来なくなる。
試行錯誤出来ず、改善も改革も出来なくなる。
ああしろこうしろと規定せず、放っておく


思想や社会制度は、どんなに考えて作ろうと所詮人の作るもの。
完璧であるはずのない人の作るものである以上、より良くを目指すために、
改善や改革の余地は必ず残しておかなくてはならない。
故に、度を超えない限りという但し書きはつくが、
関わらず任せてしまう部分を作っておかなければならない。
完璧な完全管理など目指してはいけない。


好ましくない問題行動も、許容出来る限り許容しなければならない。
少々の問題なら目を瞑らなければならない。
問題全てを潰そうとしてはならない。
穴のない制度設計をしてはいけない。
全部を管理しようなんてしてはいけない。
そんな管理を求めてもいけない。



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