物事を考える際の基本

基本は、否応なく存在する現実に基づくもの。
なので、人の好みとは関係ない。
だから、好きではないとか嫌だとか言ってる内は見つけ出せないし、
基本が基本であることを認めることも出来ない。
むしろ必死になって目を背けようとする。
そんな者に、基本は決してわからない。



基本がわからない者に正しい答えは出せない。
正しい答えとは、「何をどうすればどうなるか」が理に適ってるもの。
例えばこれ、


「1に1を足せば2になる」


これが正しい答え。
1を足すのが嫌だとか、結果が2になるのが嫌だとか言ってると、
上記の正しい答えは出せない。
「1に、1ではなく2を足して2にしよう」とか、
「1に1を足して、2でなく3にしよう」とか。
好き嫌いを前面に出す者は、こんな馬鹿なことを言い出す。
そして、この馬鹿なことを全力で押し通そうとする。
人の話を聞かず、耳を塞いで。
これでは正しい答えには決して辿り着けない。
基本もわからない。


こうならない為に必要なのは、自身の好みに囚われないこと。
嫌だと思うことも、事実として受け入れること。
嫌だからと否定しないこと。
これが基本を理解し、正しい答えを導き出す方法。



基本を理解し、正しい答えを導き出すには、
自身の好き嫌いは脇に置いて考えることが、絶対的に必要。
これが出来ない者に正しい答えは導き出せない。
これが物事を考える際の基本。正しい答えを導き出すための基本。





これが出来る人なんてほとんどいないのでしょうね。
やって出来ないことでもないのだけどね。
出来ない人にはわからない、と言うか受け入れられない。
となると、これを書くことに何の意味があるのだろうか・・・
試しに、自分を振り返ってみようくらいには思ってもらえるだろうか。
やってみて欲しいな〜と思う。期待出来るのはそれくらいか・・・