いじめ問題は人事ではない。


いじめ問題の問題はいじめられてる子、いじめを見て見ぬフリしてる子、逆らえないからといじめに荷担してる子にある。もちろんいじめっ子が悪いのだけど、それよりこの子供達の方の問題の方が大きい。その問題とは抵抗する力の低下。これらの子のいじめっ子に抵抗する力の低下。これらの子の弱体化こそがいじめが社会問題化する程に増えた原因。


いじめられてる当人は意地悪されても怒らない。
暴力振るわれてもやりかえさない。大騒ぎしない。じっと我慢するだけ。
まわりの生徒も怒らない。自分に害が及ぶのを怖れて見て見ぬフリ。
脅されて屈して、あるいは先手を打って屈していじめに荷担。


全然抵抗してない。多少はしてるのかもしれないが抵抗になってない。いじめなんて抵抗されたら出来ないもの。抵抗があるといじめでなく喧嘩になる。問題になってるのがいじめである以上抵抗出来てないのは明らか。子供がいじめっ子に抵抗する力を無くしたことがいじめが社会問題化する程に増えた原因。



いじめ問題では、教師が、あるいは地域社会が、子供を守らなければという話ばかりがされてる。子供では太刀打ち出来ない犯罪者からであればそうであろうが、相手が同じ子供であるいじめでも子供を守らなければという話ばかりがされてる。弱体化が原因なのだから守ってやろうとか助けてやろうというのは逆効果。守られる事でますます弱くなる。やるべきは守る事でなく抵抗させる事。その力をつけてやる事。抵抗出来るよう後ろで支えてやる事。そして抵抗する事を促す事。

抵抗しろ。戦え。負けるな。相手をやっつけるくらいのつもりでやれ。
決して泣き寝入るな。我慢してやり過ごそうと思うな。
耐えて事を納めようよするな。事を大きくして周囲を巻き込め。

こういって抵抗することを促す事こそが必要。


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抵抗を促す言葉が必要なのは子供だけではない。大人にも必要。子供から大人から日本という国に至るまで同じ問題を抱えてる。抵抗力の低下という問題を抱えてる。書かないけど政治だって役所だって会社だって地域社会だって同じ問題を抱えてる。


事なかれ主義で抵抗しない。
相手を気遣って我侭許す。
揉め事を厭うて戦わない。
怒らせる事を怖れて黙ってる。
殴られる事を怖れて逃げる。避ける。
自分が我慢すればとそのまま放置する。
騒ぎを大きくしては面倒だと内々で片付けようとする。
他の人を巻き込んでは悪いと思い自分一人で何とかしようとする。
こういった事の積み重ねが今のような在日や同和を蔓延らせた原因。


日本の外交も一緒。
揉めては不味いと相手の理不尽な行いに目を瞑った。
友好第一で相手の言い分そのまま認めた。
争いになりそうな事からは逃げた。避けた。
問題化させないようにする事ばかり考え、内々で片付けようとした。
他国を巻き込むことなど考えなかった。
中朝韓の日本に対する横柄な態度はこういった事の積み重ね。

何の問題について書いてるのかわからなくなる程どれも一緒。
いじめも社会問題も政治問題も根は全部一緒の同じ問題。

屈するな。抵抗しろ。戦え。負けるな。相手をやっつけるくらいのつもりでやれ。
決して泣き寝入るな。我慢してやり過ごそうと思うな。
耐えて事を納めようとするな。事を大きくして周囲を巻き込め。

これこそ日本人一人々々がしなければならない事。自分に言い聞かせなければならない言葉。
いじめ問題は大人にとって人事ではない。



とりあえず抵抗しろ。自分で戦えないなら騒いで事を大きくしろ。
誰か戦える人間が手助けしてくれる事を願って。
ひっそりやられたら助けたいと思ってる者だって助けられない。
最低限大騒ぎしてくれ。日本人一人々々に言いたい。





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